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ハイレゾ

1万5000円で実現!iPhoneと真空管プリアンプで寝室用オーディオをハイレゾにする

年末になるとなぜかオーディオが恋しくなります。クリスマスソング、セール、各種パーティなど音楽に触れる機会が増えるからでしょうか?

そういえば、当サイトの音楽・ハイレゾ・オーディオ記事も年末公開が多いような…

iPhoneで実現する2万円以下のおすすめ寝室用オーディオ

2016年度は、iPhoneを中心デバイスとしたハイレゾ、Prime Music、DSDなど主にリビング系のオーディオを紹介してきましたが、今回はiPhoneを活用した「2万円以下で構築できるおすすめの寝室用オーディオ」を紹介します。

iPhoneを音楽プレイヤーとして活用する基本的な方法は、こちらの記事をご覧下さい。
寝室用オーディオのポイントは、やはりコンパクトなシステムであるということに尽きるでしょう。そしてベッドに横たわりながら、CDを入れ替える作業は面倒なのでやりたくない。

加えて、コンパクトであっても寝室に適したウォーミーかつ高音質で心地よいハイレゾ・サウンドを楽しみたい。

こういった条件をいろいろピックアップしていくと、寝室用オーディオに適したシステムを構築するのは容易ではなさそうです。

【音楽ソースとiPhoneまでのINPUT】
まず、プレイヤーデバイスであるiPhoneと音楽ソースの接続は、従来通りのNAS Music ServerにWi-Fi接続。

ハイレゾ再生可能なiPhoneアプリ「PlugPlayer(600円)」で再生させます。

iPhoneまでの音楽ソースのINPUT経路

これで、寝室での選曲、再生は、iPhone 1台で操作可能となり、使い勝手は及第点を得られると思います。※実際に使用したiPhoneは、6S Plus

【iPhoneからのOUTPUT】
iPhoneからのOUTPUTに関しては、いろいろな選択肢があります。

iPhoneからのOUTPUT

手軽さでいえば、Bluetoothスピーカーでの再生です。しかし、現状の規格のBluetooth通信ではビットレートが低く、ハイレゾネイティブ出力はできません。

次に、ライトニングケーブルからのハイレゾデジタル出力の場合は、対応アンプまたはDACが最低でも2万円台、いいのだと10万円前後するので、ちょっと予算オーバー。

真空管プリアンプを使ったアナログ再生を選択

吟味した結果、iPhoneからミニプラグのアナログ出力で、音にこだわった再生環境を構築することにしました。

iPhoneからのアナログOUTPUT

そして、アンプを安価なプリアンプとパワーアンプの2台構成としました。

最初にパワーアンプとして購入したのが「Lepai LP-2020A+@NFJストア別注モデル 第9ロット」

 

※このLP-2020Aというデジタルアンプは、さまざまなメーカーから改良版が発売されました。筆者が購入したNFJ最終モデルの当時の価格は、3,990円*です。*販売終了された後、プレミアがついて高額になっていますが、3,000~5,000円程度の類似デジタルアンプで充分です。

本来、LP-2020Aはプリメインアンプとして使用します。単体でも充分にすばらしい音なのですが、ハイレゾを聞くとなると少し物足りない。

次に、プリアンプにしたのは、同じくNFJからリリースされた真空管プリアンプ「FX-AUDIO- TUBE-01JのNorthFlatJapanオリジナルモデル」

コンパクトな真空管アンプが、なんと4,970円(2016.12.25)という価格。レビューの評判も上々なので、思い切りました。

あと、スピーカーですが、これはヤフオクで3,000円くらいで落札した「LS-7PRO」
本命のスピーカーが落札できず次点での購入でした。しかし、マニアからの評判がよく、実際に聞いてみましたが、少し能率が悪いけれどいい音がでます。

発売当時は、小型なのにホーンツイーターを奢っている逸品だったらしいです。

真空管プリアンプ「TUBE-01J」の音はどうだったか?

今回、寝室オーディオとして追加で購入した設備は、以下の通り。

TUBE-01J・・・・・4,970円
LP-2020A+9th・・3,990円
ACアダプター2つ・・・2,760円
スピーカーLS-7PRO・・3,000円

合計:1万4,720円

そして、実際のサウンドですが、予想以上にいい音です。真空管アンプを外してプリメイン(LP-2020A+9th)のみで聞くのと比べたら、まったく違う音が出ます。

寝室にマッチングしたあたたかく、柔らかでいて、解像度も高い本当に良質のサウンドが再生できました。

タブレットで映画見るときも活躍

今回の寝室オーディオですが、ミニプラグのアナログ出力にした理由がもう一つあります。タブレットで映画を見るときにも使えるからです。

例えば、AmazonのFireタブレットは安いのですが、Bluetooth機能がありませんので、ミニプラグのアナログ出力でないと、オーディオシステムに接続出来ないのです。映画は音楽以上に音の質で臨場感が変わってくるので、重宝しています。

映画見放題のPrimeビデオに加入しているので、毎晩映画三昧です。

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※このBLOG(99 Lebensart:旧名 スマートデバイスで仕事を変える!)は、株式会社アイテムのテストマーケティングサイトです。

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