
通信費を見直すに至った経緯
光回線や携帯電話の利用料金は、新規ユーザー優遇です。今後は、安倍総理や総務省の要請もあり長期ユーザーへの対応も見直されてくるようですが、現時点においては、2年ごとの通信費見直しはまだまだ必要だと思います。今回の通信費見直し内容は、法人利用ではなく、個人利用での環境になります。2年前に新規でフレッツ光を契約したのですが、開通から2年間適用される「どーんと割」が終了して、月額が500円UPすることを知らされたのが見直しのきっかけでした。
ちょうど同じタイミングで、スマートフォンの2年契約の更新タイミングでもあるので、それらも踏まえて通信費のコストダウンを前提にさまざまな選択肢を検討しました。
光コラボの登場で大幅コストダウンが可能?
2015年初頭からNTTのフレッツ光をOEM供給する「光コラボ」がスタートしました。光コラボは、通信関連の企業だけでなくあらゆる企業がフレッツ光を自社サービスとして販売できるしくみ。
これにより、フレッツ光を付加価値として自社のサービス拡充に盛り込み、結果、ユーザーはフレッツ光を安く利用できる選択肢が出来たのです。
au+フレッツ光からドコモに統合
パケット通信費ではMVNOが最もコストを下げることが出来るのですが、電話をかけるのが多いので今回の候補からは除外。ネット回線も工事や設定といった手間はかけたくないので、現状のフレッツ光環境をそのまま移行できる光コラボサービスに限定。
そして、決めたのがドコモ光パック(フレッツ光+iPhone)。パケット使用上限は11GBから10GBに減ったけど、繰越しと13ヶ月間はボーナスでプラス2GBだから実質同等以上。デザリング費用もゼロなのでモバイルルーターは、お役御免に。
事前の料金シミュレーションでの2年間の削減コストは下記の通り。
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ドコモへMNPした場合の料金シミュレーション |
2年間で17万円弱。これに消費税や補償サービスなど少々のオプションが加わっても相当額のコストダウン。実際には、1年目で-6,433円/月、2年目で-601円/月の24ヶ月の合計-84,408円
、全契約になかった機種変更応援プログラム324円/月×2台の24カ月分15,552円を除けば、-99,960円、ケータイ補償810円/月×2台の24カ月分38,880円を除けば、-138,840円のコスト削減になります。
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光コラボでのMNP各費用明細 |
この他にMNP手数料、解約手数料、事務手数料に要した費用とキャッシュバック総額は下記の通りで4,820円の赤字。

それにしても、通信キャリアの料金やオプション項目、割引サービスの複雑さはなんとかならないですかね。今回も明細を計算するのに相当苦労しました。
今後は、長期利用者にもメリットのあるプランが増えてくると思いますが、通信費って本当に高くつきますね。
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【参考情報】
●単身者などスマホが1台でフレッツ光の費用そのものを安く利用したい場合は、OCN光がおそらく最安です。※2015年11月時点
筆者の事務所の場合、マンションタイプで5,100円が、1年目3,700円、2年目で3,900円という見積でした(ひかり電話費用除く)。フレッツ転用のみで31,200円/2年間安くなります。
auのスマホとフレッツ光の組合せでオススメなのがSo-net光コラボレーション。キャッシュバックも大きくかなりお得になります。