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最終話「まっすぐ前を見ろ」下町ロケットが真のチャレンジを教えてくれる

下町ロケット第10話、最終回を迎えました。佃社長と椎名社長の緊張感の続く掛け合いに陶酔している間に、いつのまにか人工弁よりもロケット新型バルブの話がメインになっていて狐につままれたような気分なのは私だけでしょうか?

関東圏では最終回放送を盛り上げるために午後からずーっと特番が放送されていたようですが、真の下町ロケットファンは、本放送のみ真剣に視聴が本懐かと存じます。

まさかとは思いますが最終回を見逃した方は、TBSオンデマンドで思いっきり楽しんでください。

先人の知恵の連鎖上に今の幸せがある

下町ロケットは、小説でありドラマですので、現実ではありません。だけれども、人の幸福のために技術があるという普遍的な言葉が、なぜここまで心に響くのか?

「勝つか負けるかギリギリの所にしか本当の勝負はない」

サヤマ製作所、椎名社長の不正に関する決定的な証拠を掴んだ佃社長が椎名の元に出向き、互いの交わらない技術や仕事に対する考えをぶつけ合うシーン。椎名の「勝つべくして勝つ」というポリシーに対して佃が発したセリフ。

現代の日本人は、ほぼ飢えることなく、暑さ寒さで苦しむこともなく、多くの素晴らしいコンテンツに囲まれて暮らしていけます。このような日々の快適さに対して幸せをしみじみ感じることはありませんが、人類の歴史を振り返ったときに、生死を賭けた先人の挑戦の上に今の幸せがあることに思いを寄せずにはいられません。

橋下徹さんは、真のチャレンジャー

挑戦といえば、大阪府知事・市長を務められた橋下徹さんが、12月18日任期満了で、一旦政界から身を引かれました。大阪都構想を代表とする大阪府や大阪市のさまざまな問題解決にチャレンジされた功績は本当にすごい!としかいいようのない素晴らしいモノだと思います。

個人的に、特に橋下さんのことを凄いなと思ったのは、教育に対する彼の考え方でした。

開始2:38~僕が考えている学力というのは、子供達がちゃんと社会に出て壁にぶつかった時に自分の頭で考えて、その壁を乗り越えられるだけの能力、これが絶対に必要なんです。~中略~子供達が途中で自分は分からない・自分ができないとなった途端に自分の将来に夢や希望が持てなくなります。以下略

彼のこの言葉を聞いて、なんという情の深い人なんだと、一体どのくらいの努力を重ねて苦難を乗り越えてきたんだろうと、おそろしく感動した記憶があります。

橋下徹という人は、政界から去ったとしても、またこれからもいろいろなことに挑戦して、多くの人に勇気と気づきを与えるチャレンジャーであると思います。これからも応援しています。

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