
また、記事に添付する表などはスプレッドシートで作成したものを埋め込んでいるし、動画の掲載もYouTube。そしてWebメールはGmailだし、Google+も利用中。
気がつけば、かなりの領域でGoogleのサービスを利用させてもらっている訳ですが、これ全部無料なのですよね。Googleさんありがとう!
そんな無料で便利なGoogleが提供するサービスの中で活用度が非常に高いと思われるのが「Google マップ」
今回は、Google マップのおかげで娘を窮地から救えたエピソードを踏まえながら便利な活用方法をお伝えしていきます。
病院の診療時間外や休診日に子供の具合が悪くなる法則
つい先日のお昼前、3歳の娘が通う幼稚園から電話がかかってきました。電話の内容は「娘ちゃんが耳が痛いといって苦しんでいます。ちょっと状態が悪そうなのですぐに迎えに来て下さい」とのこと。外傷はないらしいが、2週間前にはインフルエンザB型に感染して数日高熱がでていたこともあったので急ぎ迎えにいきました。幼稚園に到着すると娘はギャン泣きでイタイ!イタイ!とかなり辛そう。しかし、迎えにいく道中で普段お世話になっている耳鼻科に連絡を入れたのですが、留守番電話で午後の診察は15時から。あと3時間も待たなければいけない。近隣の耳鼻科も休診日か同じような時間からの診察。
さらに、幼稚園から車で3分に位置する救急病院もその日だけは、耳鼻科の先生が学会で不在というタイミングの悪さ。

八方塞がりです。でも娘の状態は厳しい。耳の中の痛みは脳にも影響があるかもしれないので3時間後の診察時間までのんびり過ごせないし、正直かなり焦りました。
Googleの自宅周辺病院マップが活躍
我が住まいは、ちょっと交通不便な田舎。都会と違ってクリニックや総合病院も極端に少なく、通常の移動手段は車がメイン。道路も片側一車線が多いので交通の流れも鈍重な地域。いざという時に救急車を呼んでも到着が遅れる可能性が高く、今回の様に近隣救急病院の受け入れができないときなどは、選択の余地がほとんど残されていません。
なので、引っ越して子供が生まれた際に、いざという時のため自宅近隣の病院一覧地図をGoogle マップのマイマップで作成しておいたのです。

すでにご存知の方も多いと思いますが、Google マップでは、自分の用途に合わせた地図(マイマップ)が作成可能。例えば、自分が行ったことのある"おいしかった店"だけをリストにするグルメマップとか、今回のような自宅周辺病院マップなど自由にカスタマイズしてつくることができます。
カスタマイズの際に便利なのはレイヤ機能。グルメマップならラーメン、寿司、イタリアンなど料理ジャンルで分類、病院なら診療科別などに分けて整理できます。
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病院を診療科目別に分類した例 |
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登録スポットごとにメモ書きなど編集が可能 |
車に搭載されている一般的なナビだと目的地の入力から渋滞情報の確認まで、スマホのGoogleマップと比較すればかなり時間を要するので、緊急時にはちょっと使いづらいですね。
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渋滞など交通状況が瞬時にわかる |
Google マップのナビでおよその移動時間が分かっていたので病院に到着予定時刻を伝えて、そのまま病院へ向かいました。
30分後、病院に着いて受付を済ませ、簡単な問診が終わると、すぐに診察してもらえました。幸いなことに深刻な状況ではなく事なきを得ました。娘を迎えに行ってこの病院に辿り着くまでに要した時間はおよそ40分。幼稚園近くの病院の診察開始時間まで3時間も待たなくてはならなかった状況を考えると本当によかったと思います。
受け入れてくれた病院はもちろん、スマホとGoogleのテクノロジーが娘を助けてくれました。
共有できるGoogle マップ
Google マップについてもう一つ。作成したマイマップは、ありがたいことに共有できます。共同で編集も可能です。![]() |
マイマップの共有申請画面 |