2016年9月10日

他のスマホとは違うのです!最新のiPhone 7は最良のiPhone

投稿日:2016年9月10日

最新のiPhoneは最良のiPhone
2016年9月9日からiPhone 7、iPhone 7 Plusが予約開始となりました。「簡易防水」「FeliCa搭載(おサイフケータイ)」といった日本マーケット向けの機能が注目されています。

ところが、「目新しさがない」「いまさら、おサイフケータイ?」「これ以上の機能は不要」「やはりジョブズがいないと、、、」といった批評がネットなどで散見されます。

このようなネガティブな批評をみると、大変残念な感じがします。Apple製品をプロダクト・アウトやマーケット・インの視点だけでみていると、本当の価値を理解することはできません。

iPhoneは他のスマホとは違う

2007年6月、iPhone初期型が発売されました。当時の日本では「こんなモノは売れるわけがない」「ガラケーの機能で充分だ」といった意見が大半でしたが、結果は周知の通りiPhoneを代表とするスマートフォンは爆発的に普及し、世界中の人々のライフスタイルを劇的に変えました。

当時、iPhone初期型はスマートフォンとしては後発でした。発売当初から技術的に先進的であったり画期的なモジュールを組み込んでいたわけではないのです。なのに現在でもスマートフォンのベンチマークとなっています。

では、他のスマートフォンと何が違うのか?

iPhone以外のスマートフォンは、ユーザーが必要としている機能をアド・オン(積み重ね)して開発しているのが一般的です。スマホをマルチで便利なデバイスとしてリリースしています。

機能を積み重ねるだけのスマホ

一方のiPhoneは、最新技術を搭載したり便利な機能を満載したデバイスを作成するのが目的ではなく「人が発想するためのツールをつくる」というコンセプトをベースに開発されています。

iPhoneを使っていると楽しくて、ワクワクする。そういう気分になるといろんなアイデアが浮かんでくる。
機能をつないで価値を創造するiPhone

発想が加速すれば、新しい気づきが生まれ、それによって人々はよりベターな行動を選択することができるようになり、人生の幸福につながっていきます。iPhoneだけでなく、Appleは、QOL(クオリティ・オブ・ライフ)向上に寄与する製品を開発し続けているのです。

ハードもOSも自社設計

「垂直統合型」という現在では効率が悪いとされる方法で開発されるiPhone。しかし、そのおかげで人間の感覚と相性の良い操作感が実現されているのです。

例を挙げると、画面をスライドさせるときのなんともいえないスムーズなヌルヌル感。iPhoneはスライド画面を動かす瞬間に表示されている画像の解像度を落とすんですね。動かしているときの画像は、それで良いと。軽快なスライド操作を優先させるためにそこまで細かい制御を行なっているのです。

このようなことは、ハードとOSを自前で開発していないとできない芸当です。

Androidスマホなど、端末とOSの開発先が異なる「水平統合型」の場合は、高効率での製造が可能となりますが、いくら頑張ってもiPhoneのヒューマン・セントリック技術には及ばないのです。

このようにiPhoneと他のスマホは、開発視点が根本的に異なるのです。機能やスペックを見比べてiPhoneを批評してみても、何も得られるモノはないのです。
人は形にして見せてもらうまで、自分は何が欲しいかわからないものだ。ユーザーは体験から始めて、そしてテクノロジーにさかのぼるんだ。~スティーブ・ジョブズ

最新のiPhoneは最良のiPhone

iPhoneが搭載する機能は「QOL」という一つの目的に向かって、すべてがつながっているのです。それ故、必要なモノはどんどん追加する、必要がなくなったモノは切り捨てるという大胆なことも躊躇なく行います。

例えば、iPhone 5からいきなり、30ピンのDockコネクタから8ピンのライトニングコネクタに変更されています。コネクタ自体がコンパクトになり、コネクタの表裏を確認しながら接続するという煩わしさから解放されました。

そして、今回の7ではステレオミニジャックが廃止され従来の有線イヤフォンは標準では使用出来なくなっています。

スマホを取り出して、さまざまなアクションを行なうためには、有線イヤホンの接続が妨げになる可能性があるということですね。代わりにワイヤレスイヤフォン「AirPods」がリリースされます。


その一方で、他のスマホでは当たり前のステレオスピーカーやFeliCaを搭載したり、防水機能を強化しています。これはマーケット・インの要素もあるとは思いますが、本質ではありません。

スマートフォンを使いこなすユーザーのリテラシーは劇的に向上しています。情報収集から意思決定、その後の行動まですべてスマホで行なうことも珍しくありません。

そういう傾向を踏まえてAppleは、煩雑な要素を排除し、ユーザーのスマートユースに必要なモノは、枯れた技術でも搭載する。そして、ユーザーの将来的な要望の高まりを先読みしてデュアルカメラのようなユニーク技術も開発する。


デュアルカメラは、さまざまなことが出来る構成のカメラですが、特筆すべきはこれまで一眼レフなどの高機能デジカメでしか撮影できなかった被写界深度の浅い写真(背景がボケて主体をよりクローズアップできる)が撮れるようになったことです。

被写界深度の浅い写真例
最近は、Instagramの普及によって、いろんなバリエーションの写真を撮りたいというニーズは急速に高まっていますが、広角・単焦点のスマホカメラでは限界がありました。

iPhone 7は、広角レンズと望遠レンズという2つのレンズを搭載して組み合わせて使うことにより、高性能デジカメと同様の写真が撮影できることを実現させたのです。

「人が発想するためのツール」
この視点でiPhoneやApple製品をみなければ、本当の価値や凄さは理解できないという一考察でした。



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