2018年2月13日

【軽井沢に移住】判明したメリットとデメリット~東京から伊豆高原、そして西軽井沢へ②

投稿日:2018年2月13日

薪ストーブ、部屋は暖かいが、懐は極寒

西軽井沢に移住して半年が過ぎました。涼しい快適な夏と気がつけば終わっていた秋、そして極寒でしばれる冬を経験しました。これまで太平洋側の温暖な地域でしか暮らしたことがなかったので、生活スタイルがガラリと変わりました。

これはよかったな~。これは移住失敗かな?とメリット・デメリットいろいろあります。

東信エリアで暮らすメリットとは

そもそも西軽井沢を定住地として選んだのは、涼しい夏を過ごせる自然環境、教育環境、医療環境、文化面などの他、移住者(流入人口)が多いといった大まかな点においてどれも高ポイントであったからです。

そして、実際に住み始めて半年。いろんなことが明確になってきました。

メリット1. 夏の快適さは何にも代えがたい

ここ数年の太平洋側エリアの夏の暑さは異常です。都心に行くとヒートアイランド現象で、もはや外を歩くのは本当につらい。そういう点からも熱中症などのリスク回避と、クーラー病防止も踏まえて、涼しい夏が過ごせる地域へ居を移したかったのです。

筆者が西軽井沢エリアで購入した中古住宅は築10年の一般的な家屋ですが、家中を見回してもエアコンが見当たらないどころか、壁にはダクトの穴すらありませんでした。

前オーナーさんに聞くと、クーラーは必要なかったので設置しなかったとのこと。これには驚きましたが、実際に住んでみて納得。

2017年8月末 正午の気温
上が室温、下が外気温

最高気温が35度を越える日や熱帯夜は何日かはありましたが、耐えられないほどではなかったです。とはいえ、日中家でも仕事をしますのでリビングにはエアコンを設置しましたが、8月のお盆前後しか稼働しませんでした。

朝夕は本当に涼しくて、近所を散歩するのが日課になりました。夏の軽井沢は最高です!

散歩ルートの公園

メリット2. スーパーマーケット TSURUYA(ツルヤ)の存在感

長野県小諸市に本社を持つ、まさに”スーパー”マーケットチェーン店の「TSURUYA(ツルヤ)」。安いけどディスカウントストアのようなチープさがなく、品揃えが見事なのに高級感を演出している訳でもない、そう「誠意」が売り物のようなすばらしいお店。

このお店が近所にあるというだけで、消費者物価指数が低いまま、生活満足度指数は向上します。

連日、大勢の客で賑わうツルヤ
野菜は安くて新鮮かつ良質、惣菜はおいしいくてリーズナブル、肉・魚も高品質で全国の産地からラインアップ、地元のワインや日本酒も豊富。そして、ツルヤ独自のPB商品がとても魅力的。

・地元ブランドの牛乳が、低温殺菌で1ℓ190円くらい
・PBブランドのストレート果汁トマトジュース800mlで390円くらい
・ハーゲンダッツのアイスクリームが、激安などなど

常備しているほどお気に入りの
TSURUYA 燻製ミックスナッツ

●ツルヤのPB商品に関することなら、こちらのサイトをご覧になってください

スーパーマーケット「ツルヤ」が近隣にあるだけで、生活が豊かになります。また、軽井沢や小諸を訪れた際にお土産を買うなら、ツルヤがイチオシ。スーパーマーケットなのに、デパートのような立派なギフトコーナーがあり地域の名産やPB商品が発送できます。

メリット3. 年中快晴で雨がほとんど降らないから?

我が町は、気候が冷涼であることに加えて晴天率が高く、雨がほとんど降りませんし湿度も低い。前に住んでいた伊豆高原は年間降水量が全国トップクラスでしたので、そのギャップは大きかったですね。

みよた広報 やまゆり2月号より
このカラッとした気候が原因かどうかわかりませんが、町からは陰湿な雰囲気は感じ取れませんし、長年の信濃教育文化が浸透しているのか?住民の皆さんも気さくで親切な方が多い印象です。

あと、自動車はもちろん、自転車、歩行者、みなマナーが良いです。それ故かどうかはわかりませんが、今のところ、駅前をローリングする珍走族や夜中にコンビニの前で騒ぐような人達には、遭遇していません。

率直に、変な人達がほとんどいない「いい町」という印象です。ほかにもいろいろいい面はたくさんありますが、それらについては次回以降に順次紹介していきます。


軽井沢への移住は失敗?住東信エリアで暮らすデメリット

さて、移住というのは、いいことばかりではありません。知らない地域に移り住むわけですから、想定外や予想外のことは起こるもの。筆者も移住先については、入念に調べましたが、温暖な太平洋側でしか暮らしたことがないので、寒い地域の「冬」というものがどういったものか充分に理解できていませんでした。

デメリット1. 想像を超える冬寒さと痛さ

「冬はホントに寒いよ~」
「寒いというか痛いのよ!」
「寒さだけは慣れないわ~」

引っ越しの挨拶や、近所の方と初めてコミュニケーションを交わしたときに、真っ先にでてきた言葉のベスト3がこれです。

いやいや、どんだけ寒いのよ!大げさだな!と思っていましたが、人の言うことは素直に聞くものですね。初めての東信エリアの冬は、体の芯まで凍える寒さでした。

2018年2月中旬 夕方の気温
上が室温 下が外気温
この温度計を見ていただければわかるように、外のマイナス気温はあたりまえ。早朝や夜にはマイナス10℃以下になることもよくある日常です。

いや、ここまで寒いとホントに「痛い」んですよ。寒さよりも痛さをどうにかしなければいけないという状況は人生初の経験でした。


デメリット2. 想像を超えた冬の高額な光熱費

筆者が購入した中古住宅は、薪ストーブが設置されていました。家の構造も薪ストーブで全体を暖めるように設計されているとのことで、仲介業者からは「冬の暖房は薪ストーブをメインにしてください。」と言われました。

薪ストーブ。憧れますよね。実際に使ってみると、そのやさしい暖かさは、電気や石油の暖房器具とは一線を画した別次元の良さがあります。

しかしながら、その良さの代償で、ビックリするくらい維持コストがかかるのです。

【初期費用:約13万円】
薪ラック代・・・2万円(税別)×2台
各種器具・・・8万円(税別)

薪ラック2台

【運用費:35万円】
煙突掃除・・・3万円(税別)/年1回
燃料の乾燥薪代・・・4万円(税別)×6カ月

約1カ月分の薪
2tトラック満載
すぐに使用出来る燃料の乾燥薪って、結構お高いんです。しかも1カ月でかなりの量を消費するので、薪代は馬鹿になりません。1カ月4~5万円もかかります。

それでも、他の暖房費がかからないので、電気代や灯油代が浮くと思ったら大間違い!なんと、寒い地域ならではのコストが別途かかってくるのでした。

そのコストとは「水道管凍結防止の電気代」

気温がマイナスになると、水道管の中の水が凍ってしまい水が出なくなるどころか破裂する恐れがあります。なので、そうならないために水道管を常に暖めておく「水道凍結防止ヒーター」というものが設置されています。

水道凍結防止ヒーター
このヒーターの電気代が、1カ月で約1万円くらいかかるのです。
加えて、薪ストーブに限らず暖房器具の弱点は「乾燥」。加湿器を稼働させてなければ、部屋の湿度は10%後半から20%という超乾燥状態になり、危険です。

そのため、大型の加湿器を24時間稼働させているので、その電気代もそれなりにかかります。(※併せて24時間換気システムも稼働)


結局、真冬の電気代はおよそ3万円弱。暖房費と電気代だけで1カ月に7~8万円かかってしまいます。

暖房にここまで費用がかかるとは、思いもよりませんでした。薪を自前で調達するなど、コストダウンに真剣に取り組まないと家計が破綻する可能性も出てきました(笑)

薪ストーブは、冷えた体を芯からやさしく暖めてくれます。ストーブから見える揺らぐ炎を見ていると心も癒やされます。

ですが、懐は極寒をはるかに超えたマイナスとなります。

これがトレードオフか!


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