2021年7月21日

子供がなりたい職業1位の「YouTuber」を目指すのは最高の教育になり得る

投稿日:2021年7月21日

なりたい職業「YouTuber」に賛否

常々、不思議に思うことがあります。未来を語る定説として「これからは新しい価値を創造しなければダメだ!」と連呼されている割に「新しい価値」が具体的に形成され世に出てくると、そういうモノに対して否定的に捉える人々の多いのはなぜなのでしょうか? 

 これは、新しい価値の登場で自分たちが培ってきた価値が淘汰される恐怖からくる人間らしい感情による矛盾と理解していますが、みなさんはどう考えますか? さて、小学生のなりたい職業に「YouTuber」が1位というニュースが世間を騒がせました。
YouTuberが小学生男子の就きたい職業ランキング1位に 学研の調査で初
学研ホールディングスは12月24日、2019年度版小学生の「将来就きたい職業ランキング」を発表した。男子の1位は「YouTuberなどのネット配信者」で、1989年に同調査を始めて以来初だという。〜ITmediaより

 このニュースが報道されるとTVや新聞といったマスメディアやSNSで賛否両論、さまざまな見解が飛び交う状況に。

それらの中で私が最も気になった書き込みがこちら


ニューヨーク市立大学大学院センター教授のキャシー・デビットソンが「2011年にアメリカの小学校に入学した子供たちの65%は、大学卒業後、今は存在していない職業に就く」と予測しているように「YouTuber」という職業は、まさに新しい価値を具現化したモノで、これが従来の職業を脅かしているという視点で捉えると、いい意味でいろんな事が見えてきました。

YouTubeを子供の教育に活かせないか?

子供の教育や躾という点からYouTubeやYouTuberに関して否定的な見解を持っている方は少なくないでしょう。私も朝から晩までYouTubeを見るとか、本当に良くないと思います。

しかし、子供が一度興味を持ったらなかなか諦めさせることはできないし、メディアのメインプラットフォームになりつつあるYouTubeに触れさせないというのもちょっと愚策のような気もしています。

ちなみに、YouTuberという職業を「動画流してチャリンチャリンお金稼げる」と思っている人も結構いるようですが、それは、動画を一度も自分で作ったことがない人の誤った認識です。

チラシやホームページなど数あるコンテンツ制作の中で「動画制作」ほど手間がかかる割に報われない作業はありません。動画とは、クオリティを追求したら永遠に終わらないくらい手が加えられる余地がある奥深いもので、多大な労力が必要なのです。

みよたまっちもYouTubeに公式チャンネルを設けていますが、たった10分の動画を制作するのに撮影やナレーション収録・編集作業等で何十時間もかかっています。

子供が憧れるYouTuber。実際に目指すとなると一般企業に就職するより、はるかに過酷だし、豊富な知識が必要です…

あれ?待てよ…

子供たちが会社員になるより大変であろう「YouTuber」という職業に興味を持っているということは、そのモチベーションをうまく誘導していけば、最高の学ぶ機会になるのではないか?


YouTuberになるために必要なスキルとは

1.ファシリテーションスキル

YouTuberは、カメラに向かって間接的に顔の見えない名も知らない大勢とコミュニケーションを取るのが基本です。TV番組とは異なる双方向性のある「1対多コミュニケーション」みたいなイメージです。

1対1のコミュニケーションでは、話せるけど人前では緊張して話せないという方は多いと思いますが、大人になれば大勢の前で話をする機会は職業問わず発生します。また、高額報酬の仕事や役職に就くには「ファシリテーション」能力が必須ですが、ファシリテーションの基礎的スキルのひとつが「1対多でのコミュニケーション力」なのです。
ファシリテーション(facilitation)とは、人々の活動が容易にできるよう支援し、うまくことが運ぶよう舵取りすること。集団による問題解決、アイデア創造、教育、学習等、あらゆる知識創造活動を支援し促進していく働きを意味します。その役割を担う人がファシリテーター(facilitator)であり、会議で言えば進行役にあたります。〜日本ファシリテーション協会より
つまり、YouTuberになるために必要なスキルは、ファシリテーターと同様という解釈も可能なのです。YouTuberになるのをあきらめて別の職業に就くとしても、このスキルはビジネスで大いに役に立つでしょう。

2.演技スキル

YouTuberは、自分の発言(トークなど)で顔の見えない大勢に感動や共感を与えなければいけません。話し上手なコミュニケーション力に加えて、説得力を増すための抑揚の演技も重要。

演技力を培うには、物事を深く観察する習慣を身につける必要があります。また、演技力がつくと自然と立ち振る舞いが美しくなり、姿勢もよくなります。

子供たちに演技スキルを身につけさせる勉強は簡単です。好きなTVアニメの主人公や歌手、タレントなどの真似を思いっきりさせてあげれば良いのです。

ジャパネットたかたの髙田明さんも「すべての独創は模倣から始まる」と仰っています。

3.情報編集スキル

バスケットボールには、ボールを保持するオフェンス側は、8秒以内にボールをバックコートからフロントコートまで運ばなければならないという「8秒ルール」というものが存在しますが、インターネットの世界にも”8秒ルール”があるのをご存知でしょうか。

8秒ルール(はちびょうルール)とはウェブサイトを構築する際のガイドライン・経験則の1つ。利用者がそのサイトを訪れてから、ページ全体の内容が表示されるまでに8秒以上を要すると、利用者は待ちきれずに他のサイトに行ってしまい、再び戻ってくることが非常に少ないとされる。〜Wikipediaより

YouTubeでも気になる動画がスタートして10数秒くらいの間に面白そうな動画であることを視聴者に伝えないと、それ以降見てもらえない確率が上がります。つまり、YouTuberは、限られた短い時間で視聴者を引きつける情報を発信しなければなりません。

どれだけ素晴らしい情報であっても、瞬時に興味を持ってもらえる内容に編集しないと伝わらないのです。また、面白くても3〜4時間もする長い動画は最後まで見てもらえません。人間の集中力には限界があります。それ故、子供が見るアニメは20分、大人が見る映画などは90〜120分という尺に収められることが多いのです。

悪い例として、入学式とか運動会とかで偉い来賓の挨拶を思い浮かべてください。だらだらと話に抑揚がなく、何を言いたいのか明確でないし、時間も長いとなると、せっかくの立派な話も価値を伝えることが出来ませんよね。

この情報編集力、幅広い知識の取得はもちろん、相手の立場になってモノゴトを考える訓練をしないと身につきません。

したがって、子供たちに「YouTuberになりたかったら、いっぱい!いろんな事を知らないといけないよ、だから○○について、もっと一緒に勉強しようよ」と誘導することもできると思っています。


Youtubeを見て引き籠もっている子を外に連れ出そう

YouTubeばかり見て外に出て遊ばない子供なら、親が積極的に「YouTuberになりなよ!」と子供をけしかけるのもいいかもしれません。

YouTuberなら、ロケ(ロケーション撮影)やらなきゃ!

外に撮影しに行こうよ!

みたいな感じで、引き籠もりの子供が興味を示したらめっけもんです。

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